おなじ夜空の街のどこかで


この街のどこかで
詩人が暮らしているかもしれない
この夜のどこかで
詩を書いているかもしれない

詩人のなかには
あまり自作を朗読しない人もいる
だからこの街のすべての路地を
歩き尽くしたとしても
詩を読む声は聞こえてこないだろう

それならいっそ
自分で詩を作り
自分で朗読して
自分が詩人になればよいのだ

この街の詩人も
そうして詩人になったのかもしれない

まだ見ぬ詩人
あなたも
posted by 仮名吹(かなぶき) at 09:44Comment(0)自作の詩