【PR】新作詩の題名

仮名吹のアマゾン電子書籍詩集『精神病院を退院したら詩が書けた―生きてても、いいかな♪―』(税込定価324円)に収録されている、商業詩誌入選かつ掲載作3篇と新作13篇の題名をご紹介します。

商業詩誌入選かつ掲載作3篇…●でんぐりがえり●老人の列●今夜たまらない二人
新作13篇…●見えない人たち●しかし、鹿しかできないこともある●ひとつだけ
●あなたのこころ●美術部室の二人と一人●乗馬クラブ
●商店街の婚活カフェ●視界水晶●カメラの正しい使い方
●要介護「6」になるまで●衝動●朝の徘徊●アイドル活動の女子
posted by 仮名吹(かなぶき) at 06:05Comment(0)随想ほか

アマゾン電子書籍の読み方(Android端末の場合)

スマホ画面の「Google Play ストア」から「Kindle 無料アプリ」をダウンロードするのと、アマゾン公式サイトにログインする必要があります(アマゾンのアカウント登録が必要です)。それさえできれば後は買いたい書籍名を検索して「1-clickで今すぐ買う」で購入・読書できます。

もちろん『精神病院を退院したら詩が書けた』という詩集を買っていただけたら私が助かります(笑)
posted by 仮名吹(かなぶき) at 03:27Comment(0)随想ほか

もみじ文庫


そこは私の部屋そっくりの部屋だった

通りの角に粗末な看板があった
「もみじ文庫」とある
「ご自由にお入りください」と
毛筆で記された紙が貼ってある

その横に建て付けの悪い木戸があるが
他に入り口らしきものもないので
私は木戸をこじ開けた

入るとそこは私の部屋そっくりだった
ひとつだけ私の部屋と違うのは本棚がなく
ただ一冊、真白い本が
机にポンと置かれてあるだけだった

その本の表紙を開くと
「この物語はあなたです」と印刷してある
ページをめくると
「あなたの罪を記入してください」

私は子どもの頃、
ある裕福でない家庭の女の子に
貧乏人の子、汚い女と言って
その子を泣かせてしまったことを
白紙のページに青インクの万年筆で書いた

次のページには
「あなたは罪深い人です
罪を償って生きますか?」とあり、
私は「はい、生きます」と余白に書き込んだ

すると目の前の光景が一瞬で崩れ去り
畳も床もなくなって
私は暗闇の中をどこまでも転落し続けた
そして意識を失った

気がつくと私は病院の
集中治療室のようなところにいた

白衣の男性が
「意識が戻りました」と大声で言った
するとマスクをした女性が駆け寄って
「仮名吹さん、仮名吹さん!聞こえる?」
posted by 仮名吹(かなぶき) at 02:40Comment(0)自作の詩

電子書籍、発売しました!

仮名吹(かなぶき)初の電子書籍詩集『精神病院を退院したら詩が書けたー仮名吹(かなぶき)詩集ー』が本日アマゾンさんから発売になりました。税込定価324円です。このページ左側にある商品リンクからアマゾンさんの購入前画面へと進むことができます。どうぞよろしくお願いいたします…(笑)
posted by 仮名吹(かなぶき) at 23:06Comment(0)随想ほか

ジャガーを超えろ


ぼくはジャガーの赤ちゃんと共に育った
ぼくたちは追いかけっこをして遊んだ
ジャガーの赤ちゃんの走るのが遅いこと
食卓でその話ばかりしてみんな笑った

ジャガーはやがて大きくなり
追いかけっこは逆転した
もう走るのではジャガーにかなわない
追われながらぼくはあることに気づいた

ジャガーはぼくだけを追いかけている
お腹を空かせたジャガーの眼には
ぼくしか映っていないのだ
いつかぼくは食べられてしまうのだろう

ぼくが生き残るためには
このジャガーを殺さなければならない
ぼくたち人間こそが大地の支配者だと
暴力を目覚めさせねばならない

いつしかぼくは
ジャガーの殺し方ばかりを考えていた
そうしてぼくは大人になった
ごめんよジャガー
posted by 仮名吹(かなぶき) at 16:31Comment(0)自作の詩

【お知らせ】電子書籍発売と一部の詩作品の電子書籍への移行について

 いつもお世話になっております、仮名吹(かなぶき)です。上記の件に関し、近日中に電子書籍の詩集『精神病院を退院したら詩が書けた―仮名吹(かなぶき)詩集―』を刊行させていただくことになりました。スマートフォン等でも読むことが可能です。
 定価は税込324円で、クレジットカード払いのほかdocomoとauの場合は携帯電話料金に上乗せしてのお支払方法も選択できます。
 この詩集には商業詩誌の読者投稿欄に入選かつ掲載された詩作品3篇のほか、このブログに掲載していた15篇を含む全40篇が収録されています。
 そのため下記の15篇をブログから電子書籍へ移す作業を行いました。以後はこれらの作品を電子書籍でお読みいただけることになります。
 「今度からは金を取るのか」とお思いの方もおられるかもしれませんが、著者は心の病を抱えて障害年金給付を受けながら生活しており、給付額も多額とは言えないため少しでも生活費の足しにできれば…との切実な思いからこの発売価格に設定させていただきました。
 皆さまのご理解をお願いいたします。

記(電子書籍に移行した詩作品15篇)
●カフェのお姉さん●宇宙旅行●光の微粒子●二人芝居
●風が吹いたあとの恋●どしゃ降り女子●緑色の髪の女子●一九九五年まばたきしない瞳
●戦争論●コンビニに吹く風●悲しい人びと●病院広場のおしゃべり会
●文学少女●名もなき人びと●千一夜
以上
posted by 仮名吹(かなぶき) at 09:04Comment(0)随想ほか