全校集会


クラスで目立たない奴がいた
「お前、いたっけ?」
ある日、英語の教師がそいつに言い放った
教室内にはクスクス笑う声も聞こえた
その夜、そいつは自ら命を絶った

次の朝、授業はすべて中止になり
全校集会が開かれた
校長が「遺書が残されていないため、
彼の死の理由はわからないのですが…」
あんな説明ならわざわざ聞く価値もなかった

「お前いたっけ」の教師は粘土のような顔色で
集会の間中まるで陶器のように固まっていた
あんたならあいつが死んだ理由わかってるよな?
教師は皆、
自分が職場に居続けるための最善の方法を取った

数ヶ月後、卒業式の日になった
女子の涙もない、しらけた卒業式
あいつが死んだ日からこの学校は
毎日がまるで全校集会のような日々だった
卒業式さえ、あいつが主役の全校集会だった

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